変わらなアカン日本のサラ金

日本のサラ金業界について感じてきたことを述べておきますわ。

多重債務問題の解決について、あくまでもUSAとの比較という意味において、個人信用情報機関が業界別という枠組みのままであることや、高度な分析的手法に基づくスコアリングシステムが標準的に用いられていないことなど、まだまだJPNの業界にはやるべきことがたくさん残されています。

また、これは業界の責任ではないかもしれませんが、多重債務問題の背景にはクレジットやローンの利用に関する教育の不足があることも否定できません。日本の学校教育では、USAに比べて生活者として必要な負債管理の知識を教えるカリキュラムがありません。フリーターのように定収入がなく社会保障制度に組み込まれない人が増えつつある現在、自分を自分で守る自己責任の意識が希薄で、家計管理や消費者信用の利用について十分な知識を持たない人が社会に増えていくことを憂慮します。

サラ金業界の収益低下は国家財政にも影響するで

日本特有の文化ともいえるある種のグループ意識と横並び意識も、決して良い効果をもたらしたとはいえません。サラ金業界は専業者だけで固まる傾向が強く、出店競争のときも、自動契約機を導入したときも、横並びの中での競争に陥りがちでした。その一方で、広い意味の同業者と連携して動かないため、社会からも常に"サラ金業界"という狭いくくり方をされてしまいます。しかし貸金業者にとは、サラ金専業者のことだけをいうのではありません。小口・無担保のキャッシングサービスを行っている業種は他にもたくさんあるのです。

サラ金会社の収益が下がれば、国の税収にも大きな影響が及びます。これからでも遅くはありません。サラ金業界は、自分たちが大きな意味で国の経済の一環を担っていることをもっと力強くアピールしていく必要があります。私たち自身がもっとポジティブに自分たちのビジネスについて捉え、とるべき行動をとり、発言すべきことを発言するという姿勢に変わっていくことから始めなアカン。